不動産王のドナルド・トランプを父に持つ生粋のセレブ、イヴァンカ・トランプ（29）が、17日（日）の朝、ニューヨークで自身にとってはじめての女児を出産した。

イヴァンカ・トランプは、「今朝、かわいくて健康な女の子の赤ちゃんを産んだところ。」とツイッターでつぶやき、支えてきてくれた人たちに感謝の言葉を贈った。また、子どもの為に仕事の時間をカットするつもりだが、甘やかす気はさらさらないという。

イヴァンカといえば、同じニューヨーク出身で1981年生まれのセレブ、パリス・ヒルトンとの違いを取り上げられることが多い。生まれながらにセレブリティの家系に育ち、容姿端麗でモデルとしても活躍したりと華やかな印象の二人だが、パリスはパーティやクラブによく通いお騒がせキャラであるのに対し、イヴァンカは堅実派であると言われている。

ジョージタウン大学を経てウォートン・スクールを優秀な成績で卒業。実業家としても活躍する彼女は、子育てにおいてもそのひたむきな真面目さが出てきそうだ。かわいらしい赤ちゃんのうちから、甘やかす気がないと言ってしまうところがなんともイヴァンカらしい。

その他にも、子どもを甘やかさないセレブとして知られているのが、意外にもマドンナ。娘のルルドにはとても厳しいそうだ。たとえ自分に有り余るほどの資産があっても、何足も高いスニーカーを買い与えたりせず、テレビは「ポイズンボックス」と言いあまり見せないことにしていたという。娘がティーンエイジャーになった現在も、母と娘のファッションの相違が、ルルドのツイッター上でつぶやかれている。髪を染めたりと、冒険をしたいお年頃の娘ルルドに未だマドンナは厳しいようだ。

イヴァンカも、自身のおかれている環境や資産に驕らず、地に足の着いた教育をしたいということなのだろう。著名なセレブともなると、世間の印象も大切なはず。どんなにトップクラスの資産、容姿、インテリジェンスを兼ね備えようが高慢にならないところが、彼女なりの処世術なのだろう。
（TechinsightJapan編集部　庄司藍子）