先月極秘結婚式を挙げ世間を驚かせた『007』俳優のダニエル・クレイグ(43)と女優のレイチェル・ワイズ(41)だが、結婚後初めて「手つなぎ」のツーショットで米ニューヨークのJFK空港に姿を現した。
薄いブルーのシャツとジーンズに革ジャケットを羽織り、グレーの帽子を目深にかぶったサングラス姿のクレイグが、「新妻」ワイズの手をきつく握って空港に現れたのは8日のこと。ワイズはスリムジーンズ、ベージュのベロアブーツに黒いカットソー、白いジャケット姿で長い髪を下ろし、パパラッチをにこやかに見据え、顔を隠そうともしない。そんな「余裕」の彼女に対し、クレイグは人目をしのんでいるかのように見える。
クレイグとワイズの極秘結婚式が行なわれたのは、先月22日。クレイグは、元妻のスコットランド人女優、フィオナ・ロードンとの間にもうけた18歳になる娘エラさんが立会人、ワイズには元婚約者のダーレン・アロノフスキー監督との間にもうけた5歳の息子ヘンリー君が立会人となって、静かに式を挙げたというが、式の後は、参列者全員でプライベートなディナーを共にし、2人の門出を祝ったという。
その後、公の場に初めて2人が現れたのが、8日のJFK空港であるが、2人がどこへ向かったのかは、明らかになっていない。ワイズは間もなく、サム・ライミ監督の映画『Oz: The Great and Powerful(原題)』に「邪悪な魔女」役で出演するため、オーストラリアで撮影に入るといい、クレイグも『007』の23作目の撮影が9月にもスタートするため、準備に入っていると伝えられている。その前に2人で束の間の「ハネムーン」に出かけたのかも? 行き先はどこだろうか?
先立つ5日、ワイズは左手の薬指に、クレイグとの結婚指輪と思われる大きなリングをはめて姿を現した。友人の女優ミシェル・ウィリアムズと、彼女の娘で故ヒース・レジャーの忘れ形見、マチルダ・レジャーちゃんと共に飛行機に乗り、ニューヨークを離れていったところをパパラッチされている。
一方、クレイグの友人の一人、映画『ハリー・ポッター』シリーズなどに出演している俳優ジェイソン・アイザックスは英TV番組『Daybreak』で、「ダニエルは結婚して、今とても幸せだ。」と語っている。クレイグが元婚約者、日系アメリカ人映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルさんを激しく傷付けても、貫き通したワイズとの愛。幸せにならなければウソだろう。
英芸能誌『NOW』では、クレイグは伝統を重んじる男性で、ワイズと子供を作りたいがために「結婚」にこだわった、との情報を伝えている。「ワイズが“ボンドの子供”をすぐに身ごもったとしても、驚かない方がいい。」とのことだ。秘密にすればするほど人々の興味をかき立てるクレイグとワイズの結婚だが、今後の展開はいかに?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)