アメリカで大ブレイクしたヨシダソースを考案したのは日本人なのだが、お笑いコンビTIMのレッド吉田とも関係しているという意外な事実が分かった。

京都生まれの吉田潤喜さんが単身渡米して苦難の中で開発したのがヨシダソースだ。開発者は日本人だが販売を開始したアメリカで日本よりも先にブレイクした。このヨシダソースはアメリカでは一家に一本置いてあるほど暮らしに浸透しており、吉田さんは2005年のNewsweek誌（日本版）で「世界で最も尊敬される日本人100」に選ばれた著名人なのである。

6月12日に放送されたテレビ「冒険JAPAN！関ジャニ∞MAP」（テレビ朝日系）で京都のおすすめスポットとして、このヨシダソースを使った料理を出す事で知られる京都市下京区の『キッチンよし田』を訪れた。

ヨシダソースはしょう油にみりんが入った和風をベースにしながらもそれに世界中のスパイスをブレンドした他には出せない味が特徴だ。キッチンよし田では、それを料理に活用して京都の料理屋に多い大皿に盛ってならべる『おばんざい』スタイルをとっている。工夫されたメニューは「アボカドのシーフード炒め」などオリジナリティに溢れたアメリカンテイストと和風が融合されたものも多い。お店のママ、太田さんは実はヨシダソースの開発者吉田潤喜さんの姉なのだ。弟が開発したソースを試したところその素晴らしさに共感して料理に用いたという。同店の影響もあるのだろう、ヨシダソースは京都ではかなりの人気があり、そこから日本中に人気が広がっているのだ。

太田さんが明かしたところではお笑いコンビTIMのレッド吉田はいとこだと言うのだ。つまり吉田潤喜さんともいとこなのである。「あのこ、いとこなのに一回もきいひん」と太田さんはレッド吉田に不満をぶつけていた。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）