赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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20日22時頃、バンコクのバーンクンティアン区の社宅にて、高校2年生の少年(16)が拳銃で自殺した。
自殺した少年の父親によると、人気バンドのライブ映像を大音量で見ていた少年を父親が注意したところ、少年が部屋にて拳銃自殺をしたのだという。
もともとタイは自殺率の低い国でその率は日本の5分の1ほどと言われている。一般的にタイ国民にストレスが少なく、また、仏教の輪廻の思想が人々の自殺を防ぐ効果としても働いているからだとされている。
しかし近年では、1997年の通貨危機後の経済不振を発端とした経済的困窮による自殺だけでなく、恋愛や受験などの失敗による若者の自殺、仕事面でのストレスを理由とした勤労者の自殺などが増加しつつある。「微笑みの国」として有名なタイも、今は消費社会、ストレス社会であり、徐々にその姿が変わりつつあるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)