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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】「2倍速で観る。」タモリがダメ出しをする、あの名作映画とは!?

1997年、一世を風靡した映画「タイタニック」。アカデミー賞を11部門制覇し、世界中の人々が涙した映画だ。そんな感動的な映画に疑問を投げかけるタレントがいる。自身の船も所有する「タモリ」である。タモリは6月2日放送の「笑っていいとも!」の「タモ福亭ジュニア」で、映画「タイタニック」にダメ出しをしている。

タモリは自身の船の他に「一級小型船舶操縦士免許」も取得している。それ位船が好きなのだ。映画に関しても「船が出る映画は必ず観る」とこだわりがある。だが恋愛映画は一切観ない。「タイタニック」は船上での恋愛映画。大好きなものと大嫌いなものが入り混じっている。船はどうしても観たいが、他人の恋愛など一切観たくない。そこでタモリは「タイタニック」を2倍速で観ることにした。恋愛のシーンは早送りし、船の場面はゆっくり観るのだ。

また「タイタニック」の名物シーンにもダメ出しをしている。ジャックとローズが甲板に立ち、潮風を感じる場面だ。タモリは「(甲板は)立ち入り禁止だ。錨(いかり)をあげる機械に挟まれ死ぬこともある。」と彼らに対し注意をした。普通であったらすぐに戻されるそうだ。なぜあんな危ない所にいるのか、船好きのタモリには疑問でならないという。船をこよなく愛する彼は、マナーにもとても厳しいようだ。

ちなみに共演していた笑福亭鶴瓶はそのシーンで大きな勘違いをしていたことが明らかになった。世界中で大ヒットした主題歌の「My Heart Will Go On」。セリーヌ・ディオンの美しい歌声が、映画の良さを際立たせた。だが、その曲を鶴瓶はジャックとローズが甲板で歌っていると思っていたのだ。共演している千原ジュニアにも「流れている曲」と突っ込まれ、自身の勘違いに気付いた。

気にしないで観ると名作と感じる映画の様々なシーン。しかしプロからの目線では違和感を覚えるものもあるのかもしれない。確かに甲板のシーンは多くの人の印象に残り、真似をしたがる人もいただろう。だが実際にそのようなことを素人がしてしまうと大変危険である。マナー違反にもなることをタモリは言いたかったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)