エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“笑点”久々の座布団10枚達成。円楽師匠へのご褒美は?

人気番組「笑点」の大喜利で先日、三遊亭円楽師匠が座布団10枚を達成した。滅多に10枚にならないことで知られる座布団だが、そのご褒美はなんだったのか?

笑点」の名物コーナー大喜利の座布団をためるのはかなり難しい。すぐに「山田くん座布団全部とっちゃって!」と歌丸師匠のひと言で振り出しになるのだ。それでも過去に10枚を達成した者は何人かいるのだが、そのご褒美(賞品)が洒落がきいている。円楽師匠がテレビ番組で話したところでは、犬を飼っていないのに歌丸師匠の賞品は『犬小屋』だったそうだ。また2001年に小遊三師匠が10枚を達成した時は「2001年宇宙の旅」ならぬ『2001円で府中で買った足袋(たび)』を手にしたという。
そんなエピソードを明かしていた円楽師匠がついに10枚を達成したのである。そしてご褒美は『世界にひとつだけの温泉の旅』という過去最高の内容となった。6月12日の放送ではその温泉の旅を満喫する円楽師匠の様子が紹介されたのだ。

台湾の北部にあるウーライ(烏來)は温泉地として知られる。なんと円楽師匠は海外の温泉地の旅をプレゼントされたのである。映し出された温泉地は川沿いにある露天風呂で人々が温泉を楽しんでいた。ところが別の川原沿いに1人たたずむ円楽師匠は作業着にヘルメット、シャベルを持っているではないか。そう、この温泉地は自分で川原を掘るとお湯が出るのだ。まさに円楽師匠の『世界にひとつだけの温泉』が手に入るというわけである。納得の行かない表情で川原を掘ること1時間あまりで直径2mほどの丸い湯だまりができ、円楽師匠は裸で腰の辺りまで湯に浸っていた。彼はホッと一息つくと「至福の時…そんなワケねえだろう!」と苦笑していた。
しかし、この後は台湾の街並を散策しながら現地の名産であるお茶を味わい、ミニスカートのお姉さんが足で背中を踏むマッサージで癒され、高級中華料理店でご馳走になったのだ。その間にはさびしいだろうと小遊三師匠、好楽師匠が合流して賑やかに過ごした。

これまでに無い座布団10枚のご褒美となった『世界にひとつだけの温泉の旅』だったが最後に円楽師匠が中華料理の『臭豆腐(しゅうどうふ)』を食べる流れとなりその香りに参っていた。『台湾で タイワンな目に あっちゃった』が円楽師匠が旅の締めくくりに詠んだ句である。

そういえば、師匠3人が中華料理を食べながら開放的になり笑点の不満を口にしていた。中でも円楽師匠は「山田がいないのがいいな~、あいつの言うことはつまらないし、いらないよね」と言っていた。山田隆夫の代わりに「堀北真希ちゃんが持ってくるのは?」などという声も上がっていた。この会話は座布団運びの山田隆夫にも伝わるはずなので3人、特に円楽師匠の座布団はたまりにくくなるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)