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南アフリカには「ER24」と「ネットケア(NetCare)911」の2大救急医療会社があり、事故現場にいかに早く着くかでライバルとなっている。今回は人に牛に救急隊にと大混乱を極める事故が起こった。
事故現場は南アフリカのフリーステイト州にある26号線と呼ばれる大きめの道路で、6月21日の早朝だった。その日は霧が濃く、それが原因で車の衝突事故が発生したようだった。駆けつけたのはER24の救急隊員3名、救助にいそしんでいた。
すると数時間後そこに新たな衝突が発生。なんと牛を乗せたトラックが事故現場に突っ込んできたのだ。最初の事故でボロボロになった車、パトカー、そして牛の乗ったトラックに挟まれて、救急隊員や野次馬たちのうち数名が怪我をした。
そこで終わればよかったものの、さらに現れたのはER24のライバル救急医療会社「ネットケア911」、そして地元のレスキュー会社。目撃者いわく「何がどうなっているのかわからない状態。しかも霧は相変わらず濃いままで、牛はパニックになっているしで大混乱を極めていた。」そうだ。
牛の負傷は不明、救急隊の1名がICUで治療を受けているものの、幸い死者はでなかった。
事故に巻き込まれると、人も牛もパニックになる。牛乳のおいしさは牛の精神安定も関係しているといわれている。今回の事故は牛乳に大きく影響するかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)