赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
Rank.1
世界衛生評議会の調査によると、南アフリカは「最も清潔でない国」に入ると指摘された。日本では当たり前の手洗い・うがいを行っていない人が多いようだ。
12カ国から選ばれた人々をオンラインで衛生に関する質問、さらに実際に会っての面談を行い分析した。その結果、ブラジルとドイツが衛生に関して関心が高く、南アフリカ、中国そしてマレーシアが最も低いというデータが出た。
南アフリカ人は「手を洗うということをあまりしない」、そして「咳をするときに手で口を覆わない」そうだ。
下痢を伴うような感染症は南アフリカでもっともよく起こるが、それも衛生レベルが低いためであって、「手を洗う」、「うがいをする」といった最低限のことを行っていれば感染症は今よりもはるかに広がることはないと、ウイルス学の教授は述べている。
統計の結果でみると、高い衛生知識を持っているのは全体の54%、さらに主婦は衛生面では非常にレベルが高い一方、学生や会社員は最も低いという結果が出ている。また清潔に気を使う人は性格も慎重で感受性の強いタイプが多いそうだ。
手を洗うというのも大切だが、お風呂に入っていない、むしろ入れないという環境の人も多い。発展途上国特有の貧富の差の大きさも、今回の結果を左右しているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)