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ワコム iPadで自由に手書きメモが取れるアプリ「Bamboo Paper」を発売

筆耕のような用途を除いて手書きの資料は無用に思えるかもしれないが、ブレインストーミングやディスカッションの現場において、文字と作図を直感的に行えるというメリットは依然として大きい。
iPadを利用して、そうした手書きメモを作成できるアプリケーションが、ペンタブレット製品でお馴染みのワコムからリリースされた。名称は「Bamboo Paper」である。

Bamboo Paperはノートブックタイプのインターフェイスを持ち、ノートのタイトルや表紙の色、ページの罫の有無、ペンの太さや色などを好みに合わせてカスタマイズすることができる。

ページは最大100ページまで作成でき、また、メモやスケッチを書き入れたページをメールで送信して友人とシェアしたり、保存しておいて後で手を加えるなどの操作が直感的に簡単に行える。

手書きには、同社の別売り製品「Bamboo Stylus」を利用する。

さらに、プロジェクターなどへの外部出力が可能であるので、ブレインストーミングやビジュアルプレゼンテーション時などのツールとしての活用も可能である。

製品企画などにおけるブレインストーミングやフリーディスカッションに参加するときには、iPadに本アプリをインストールして持参し、出されたアイディアを気軽にメモして持ち帰ることができる。

メモした内容は、別途マインドマップツールで整理したり、報告書としてまとめあげたりすることで、ビジネスの機動性が高まる。

また、iPadは立ち仕事でこそ本領を発揮するデバイスであるから、店舗レイアウトの再設計を行うようなときに、現地でレイアウト概要図をメモして、写真といっしょに検討した上で、レイアウト設計ツールでまとめ上げるという使い方もできそうだ。

発売日は2011年6月17日(金)となっており、価格は230円(税込)だが、キャンペーンとして2011年6月30日(木)まで無料でダウンロード提供される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)