NECはオフィス向けプリンタとして、A3対応カラーページプリンタ「カラーマルチライタ9950C」とA4対応モノクロレーザプリンタ「マルチライタ5220N」の販売を開始する。
従来機より印刷速度が向上し、消費電力の低減が図られている。

A3対応カラーページプリンタ「カラーマルチライタ9950C」は、カラー印刷速度が毎分50頁というスピードを誇る。

カラーパンフなどのコピーの際にも、待ち時間でイラつかず、スピーディーに作業が進む。

用紙走行のルートが改善され、両面印刷時もそのままの印刷速度を実現している。

給紙は標準で手差しトレイ100枚と標準トレイ560枚の計660枚となり、オプショントレーのフル装備では最大4,640枚までの給紙が可能である。

オフィスが忙しいと、大量印刷をする際には、プリンタのそばを離れて別の業務に従事していることがあるが、そういう時に限って、用紙切れを起こして止まっており、時間が無駄になってしまう。

約5000枚近くの給紙量により、めったなことでは用紙切れは起こさないのが頼もしい。
最大排紙量も2000枚が可能なので、プリントジョブを投入してから、別業務に従事して時間を有効に利用できる。

A4対応モノクロレーザプリンタ「マルチライタ5220N」は、従来モデルでは、オプションでの設定もなかった自動両面印刷を標準で搭載したことが強みである。

また、新たに本体背面にフェイスアップで用紙を排出するルートを追加し、はがきなどの厚紙印刷の際にそりを抑えた印刷が可能となっている。

フロントオペレーションを採用し、用紙補給、消耗品交換などの操作を本体の前面で行えるよう設計されている。
メンテナンスに便利なだけでなく、プリンタの設置場所が拡がり、スペースの有効活用ができる。

用紙ユニットの最大給紙量は250枚となっており、一般的なプリント用途なら不自由なく使用できる。

両機種とも、2011年6月14日から発売が開始される。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）