2011年に入ってから、オーディオ機能が強化されたPCが各社から発売されているが、今般、日本エイサーからの夏モデルが発表され、フルHD対応、第4世代ドルビー搭載のAVノートや17.3インチのハイエンドゲーミングノートなど4モデルが発表された。
フルHD対応、第4世代ドルビーのAVノート「AS8951G」は、18.4インチ大画面フルHD対応ディスプレイを採用しており、同機専用にカスタマイズされた最新のドルビーホームシアターv4を搭載している。
出力デバイスに応じて、音質を自動調節する先進テクノロジーにより、ヘッドフォンでもホームシアターシステムでも常に高品質なサラウンドサウンドを実現する。
スピーカーは、ノートPCでありながら、低音の迫力を生み出すAcer Tuba Cinebassサブウーファーを内蔵し、リアルな5.1chシネサラウンドを実現した。
最大2.90GHzで動作する最新のインテルCore i7プロセッサーを搭載し、標準で16GBものメインメモリを搭載している。
メディアコンソールとして使用できるAcer MediaRemoteタッチパッドを装備している。
機能変更ボタンを押すだけで、タッチパッドが瞬時にメディアコンソールとして機能する。
ドックから取り外せるリムーバブルタイプなので、PCから離れた場所からもタッチスタイルで自由にメディアを操れる。
店頭想定売価は190,000円前後と見られる。
一方、17.3インチディスプレイを採用したハイエンドゲーミングノートPC「AS7750G」は、最大2.90GHzで動作する最新のインテルCore i7プロセッサーを搭載しており、光学ドライブにはブルーレイディスクドライブを搭載している。
メインメモリは標準で8GBを搭載しており、「AS8951G」と同等の最大16GBまでの増設が可能だ。
店頭想定売価は140,000円前後と見られる。
さらに、標準的パフォーマンスを持つミッドレンジモデルとして、Microsoft Office Home and Business 2010を搭載し、ビジネスニーズにも適合する「AS5750G」は、同じく最大2.90GHzで動作する最新のインテルCore i7プロセッサーを搭載しており、メインメモリは標準で8GBを搭載している。
店頭予想売価は110,000円前後と見られる。
コストパフォーマンスを重視したエントリーモデルの「AS5750」は、安価なCore i5プロセッサーを搭載し、標準で2GB~4GBのメインメモリを搭載している。カスタマイズにより最大8GBまで増設可能だ。
店頭予想売価は60,000円からとなっている。
各モデルは、2011年6月10日(一部モデルは22日)より全国量販店で発売が開始される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)