シーティーシー・エスピーは、メールシステムに求められる機能をワンパッケージ化したメールシステムソリューションの提供を開始した。
SMTP、POP、IMAPの基本的なメールサーバ機能、Webメールやメーリングリスト機能、ウィルス・スパム対策機能等、企業へのメールシステム導入時に必要とされる機能を全て網羅しているため、個別のソリューションを組み合わせた状態からの移行ソリューション候補となる。

本ソリューションは、ダウジャパンが提供するメールソフトウェア「Terrace Mail Suite」を活用し、メールシステムの構築をはじめ、既存のメールサーバからのデータ移行、データ保全、周辺システムに至るまで、ワンストップでのソリューションを提供する。

Windowsシステムを利用している場合は、アクティブディレクトリ認証もサポートするため、リソースの効果的な利用が可能となる。

オールインワンで機能が揃っているため、メールシステムを構築する際、他社製品で補完する必要は無くなり、従来のシステムに比べ最大50%のコスト削減と短納期での導入が可能となる。

これまでメールシステムは、スパム対策、ウィルス対策などを随時追加する形で構築されてきたため、本ソリューションの導入によるコストメリットは大きく、スマートフォンも含めた包括的なメールシステムが構築できる。

価格は1000ユーザライセンスで266万円(税別)からとなっている。既存のシステムライセンス更新時に併せて導入すると、同等のコストでより高性能のメールシステムが短期間で構築できるだろう。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）