レノボ・ジャパンは、21.5型液晶を搭載し、自在に取り回しができて、別マシンのサブモニターとしても動作するデスクトップPC「ThinkCentre Edge 91z All-In-One (以下 ThinkCentre Edge 91z)」を発表した。
オールインワンタイプの21.5型液晶を搭載した「ThinkCentre Edge 91z」は、リーズナブルな価格帯でありながら、シンプルかつスリムな筺体に最新のインテル社の第二世代Core iプロセッサーを搭載した。
特にデザイン面で目を引くのは、ベゼル部とLCDの境をなくし全体をガラスで覆うインフィニティ・ガラスをデザインアクセントとして搭載している点である。
艶のあるブラックの筺体は企業や教育機関、また家庭にもマッチする落ち着いた色合いとなっており、デザインのアクセントとして、ハンドル部にThinkPadで定番のトラックポイントをイメージさせる赤の差し色が入っている。
VESA規格の取り外し可能なスタンドが採用されているため、壁掛けやアームなどを使用して設置したいユーザーには最適な仕様となっている。
外部モニターとして使用することもでき、画面右下にあるボタンを押すだけでVGA入力に切り替えられるようになっている。
メインマシンを別に持っているユーザーはサブモニターとして使用しながら、動画エンコードやテレビ番組録画などのバックグラウンド用途として使うこともできる。
仕様は、プロセッサーがインテルCore i3-2100またはCore i5-2400sプロセッサーとなっており、メインメモリーは2GBまたは4GBを搭載し、最大8GBまで増設できる。
ストレージは500GBまたは1TBのハードディスクを採用し、光学ドライブにはスーパーマルチドライブを搭載している。
画面管理用のツールである新機能Lenovo View Managerでは、画面を最大4分割まで分割して使用することが可能である。
また、SOHOや小規模ビジネスユーザー向けの機能としては、内蔵カメラを使用してユーザーが離席時に自動的に画面をロックするAutolock機能や、Password Manager機能などを搭載している。
価格は最小構成の「7075D5J」が84,000円(税込)で、標準的構成の「7075D6J」が109,200円(税込)となっている。
新製品は2011年6月7日から発売開始される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)