富士ゼロックスは、オフィス向けカラープリンターのフラッグシップ新商品として、高速大量印刷を可能にするA3対応カラーLEDプリンター「DocuPrint(ドキュプリント) C5000 d」を発売する。
「DocuPrint C5000 d」は、カラー50枚/分、モノクロ55枚/分の高速プリントで、オフィスでの大量プリントや基幹業務出力のほか、カタログ、販促印刷物の企業内印刷業務などで幅広く活用することができる。
ウォームアップ・タイム17秒以下、スリープモードからのリカバリータイム15秒以下の高速立ち上がりを実現したことで、いつでも速やかな印刷実行を可能にする。
また、従来のEAトナーよりも定着温度が低い省エネタイプの「EA-Ecoトナー」を採用し、定着時の消費電力の削減に大きく貢献する。
用途に合わせて選べるトレイモジュールのオプションを充実し、最大4,640枚までの大量給紙が可能になった。
さらに、ホチキス止め、パンチ、中とじ/折り目づけ機能などさまざまな後処理加工が可能なフィニッシャーを用意し、大量のプリント処理や企業内印刷業務を柔軟にサポートする。
加えて、厚紙、コート紙、ラベル用紙などの各種用紙への対応を広げることで、企業内印刷業務におけるさまざまな用途の印刷物のプリントが可能となる。
セキュリティー機能も強化され、ICカード認証による認証プリントやペーパーセキュリティー機能による隠し文字/複製制限コード/デジタルコードの埋め込み印刷など、多様なセキュリティー機能を提供している。
これによって、機密文書の放置防止や紙文書の不正コピーなどによる情報漏えいを抑止することができる。
本体価格は42万8000円となっており、数多くのオプションを追加することで、よりオフィスの機動性を高めることができる。
発売日は、2011年6月27日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)