日本マイクロソフトは、「AES暗号化方式」の採用によりセキュリティ対策を強化したワイヤレス キーボードとBlueTrack Technology採用マウスのセット製品「Microsoft Wireless Desktop 2000」を発売する。
入力デバイスのワイヤレス化により、通信内容を傍受されて、キーログを盗まれるリスクが存在することは意外と知られていない。
そこで、キーボードとPCとの通信を暗号化することで、セキュリティを高めているのが本製品である。
暗号化にはAES方式を採用しており、設定は付属のトランシーバーをUSBポートに挿すだけで完了する。
幅広に設計されたパーム レストが、長時間のタイピングによる疲労を軽減するエルゴノミクス デザインである。
Windows 7の画面下に表示されるタスクバー アイコンと、キーボード上部の5つのボタンが対応しており、Windows 7ユーザーは、「Taskbar Favorites」または「ユーザー設定ホット キー」のどちらかを選択して使うことができる。
ワンプッシュで再生/停止、音量調節、ミュートなどの操作が可能なメディア コントロール キーを搭載している。
付属のマウスは、発売中のMicrosoft Wireless Mouse 2000と同型の製品で、手のひら全体がフィットする安定感と、ラバー加工グリップにより快適な操作性を実感できる。
マウスの読み取りセンサーには、光学式やレーザー方式を超える高精度トラッキング技術「BlueTrack Technology」を採用しており、さまざまな場所での使用を可能にする。
OSは、WindowsはもちろんのことMac OS Xにも対応している。
発売日は、2011年6月17日(金)。メーカー希望小売価格は4,935円(税込)となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)