Webサービスとローカルフォルダの連動に当たって、Microsoft Officeのファイルは、Google Docsに、画像ファイルはPicasaに、その他のファイルはEvernoteにといった具合にその都度ブラウザを開いてアップロードするのは結構面倒である。
そこで、ソースネクストから、あらかじめ設定したパソコン内のフォルダにファイルを入れるだけで、複数の定番Webサービスへ自動でアップロードすることができる「いきなり自動アップロード」が発売された。
「いきなり自動アップロード」は、あらかじめ設定したパソコン内のフォルダにファイルを入れるだけで、複数の定番Webサービスへ自動でアップロードすることができる。
通常、Webサービスにファイルをアップロードするには、ブラウザでログインした後、ローカルフォルダを開いて対象ファイルを選択する。そしてアップロードにかかる時間を待つなど、面倒な作業が必要である。
本製品は指定のフォルダにファイルを保存するだけで自動的にアップロードを行うので、手間も時間もかからず簡単である。
対応しているサービスは、Evernote、YouTube、Google ドキュメント、Picasa ウェブ アルバム、30days Album及びFTPとなっている。
ターゲットとするサービスは一度に複数を指定することもできる。
アップロードしたいファイルは何でも1つのフォルダに入れると、写真は「Picasa ウェブ アルバム」と「Evernote」へ、動画は「YouTube」、といった様にファイル形式ごとに別々のWebサービスへ自動でアップロードすることができる。
また、複数のフォルダと複数のWebサービスとを連動することもできるので、たとえば画像ファイルなら「マイピクチャ」フォルダを指定しておいて、「Picasa ウェブ アルバム」と「Evernote」にアップロードするといった複雑な設定も可能である。
本ソフトを使うことで、煩わしいログイン作業やアップロードファイル指定などの手間が省け、Web上でのファイル整理は後でまとめて行うことで、日常の作業の手間が大幅に軽減される。
ソフトウェアの価格は1,980円。発売日は2011年7月1日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)