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日本ユニシス 在宅勤務や遠隔地間コミュニケーションを実現する「PowerWorkPlace オンライン ユニファイド・コミュニケーション・サービス」を3ヶ月無償提供

震災をはじめとした災害やパンデミック対策として、在宅オフィスなど勤務箇所の分散化の必要性が増しているところである。
今般、日本ユニシスは、計画停電対策や災害対策として、在宅勤務や遠隔地間コミュニケーションを実現するSaaS型「PowerWorkPlace オンライン ユニファイド・コミュニケーション・サービス(以下 PWP オンライン)」に、豊富なリアルタイム・コミュニケーション機能を備えるMicrosoft Lync 2010(以下 Lync 2010)を加え、3ヶ月間無償で提供する。

Microsoft Lyncは、分散拠点同士での、E-mailとユニファイドメッセージング、1対1音声とビデオ、デスクトップ共有、Webベースのインスタントメッセージングなどを行うソリューションである。

本ソリューションのクライアントソフトであるLync 2010を各拠点のパソコンにインストールし、日本ユニシスのSaaS型ユニファイド・コミュニケーション・サービスである、PWP オンラインを導入することで、分散オフィスを実現するものだ。

日本ユニシスは、震災などの災害対策や節電対策に向けて、「クラウド活用による災害対策ソリューション」を提供している。データ消失防止やシステム可用性向上などと併せて、コミュニケーションの多様性に対応するのが、PWP オンラインである。

PWP オンラインを活用することで、計画停電および災害発生時に通勤経路が確保できないために、出社ができない社員および職員の状況確認が容易に実現できる。

また、インスタント・メッセージやWeb会議を利用することで、遠隔地間においてもフェイス・トゥ・フェイスに近いコミュニケーションや会議の開催が可能になる。

無償提供期間は、2011年6月2日~9月30日(最大利用期間 3ヶ月)となる。

2011年夏の電力供給の懸念については、起きるかもしれない事態は想定されているが、実際に起きる確率については未知数だ。
安全策として、同社の無償ソリューションの導入を検討してみる価値はあるだろう。

また、平常時であっても取り組むべき課題である節電について今一度見直しをしながら、ワークスタイルの変化についても検討していく必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)