お笑いコンビNON STYLEの井上裕介が女装家のマツコ・デラックスから誘われていたことを明かした。
NON STYLEがブレイクしたのはM-1王者となった2008年で、マツコ・デラックスがメディアに頻繁に登場するようになったのは2009年あたりからだ。6月8日放送のテレビ「ライオンのごきげんよう」の中でNON STYLEの井上裕介が明かしたのはまだブレイク前のエピソードから始まる。
大阪で放送される朝の情報番組で井上とマツコ・デラックスが共演した。ひな壇の2列目に井上が座り、前列にマツコが座っていた。番組がCMに入るとマツコが後ろの井上の方を振り向き「初恋の人にすっごい似てる」と言ってきたのだ。それは口説くような口調であり、井上は「芸能界ではじめて口説かれた」と感じたと話した。
それから時は経ちM-1で優勝したNON STYLEは上京した。井上裕介は今度は都内のテレビ局で久々にマツコ・デラックスと再会したのだ。「あの時のことを覚えてますか?」と彼が聞くと、マツコはハッキリと「初恋の人!」と井上を指差したのである。周囲に居た共演者から冷やかしで「つきあえば?」と言われると井上もさすがに躊躇したがマツコの方は至って本気だったのだ。そんなやりとりをするうちにマツコが痺れを切らして井上に「じゃあ分かった! 2泊3日でマカオへ行こう!」と提案してきたのである。
その後、2人の関係が進展した話は聞かないのでマカオへは行かなかったようだ。しかし、今となってはNON STYLE井上といえばツイッターに「おはよう」とつぶやくと『キモイ』と返ってくる程の“嫌われキャラ”となっているのだが、マツコ・デラックスはまだ「初恋の人」への想いを彼に重ねられるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)