身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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2006年に亡くなった俳優、丹波哲郎(享年84)の生前の思い出を俳優仲間の西田敏行(63)がテレビ番組で語った。丹波哲郎らしい豪快なエピソードに共演者らも感心していた。
俳優、西田敏行は映画「釣りバカ日誌」でも丹波哲郎と共演しており、大先輩の彼を尊敬している。それゆえに芸人すら及ばない丹波哲郎のモノマネを身につけたのだろう。6月19日に放送されたテレビ「ボクらの時代」で西田敏行が丹波哲郎について語った。
西田は「あの人は大御所を演じていたんだ」と言う。丹波哲郎は普段から超越していた感があり「台本もあってないようなもの」とセリフを覚えていたかどうかもわからないほど自分の世界を確立していた。大物俳優としてのイメージも彼が普段から演じていたと思えるのだ。
西田敏行が2003年に心筋梗塞で倒れて入院していた時のことだ。病院では絶対安静で『面会謝絶』だったが病床の西田の耳に何者かの気配が近づくのが分かった。病院の廊下を「面会はできません」と止める看護師と「大丈夫、大丈夫! 俺は大丈夫!」と言う太い声がやりとりしながら近づいてくるのだ。その声は明らかに丹波哲郎だった。丹波は強引に西田の病室に入ってベッドの傍らに立つと「あんたは死なないよ、絶対大丈夫! 近くに来たから寄ってみた!」とだけ言って去っていった。
あまりに豪快なエピソードに共演者らも唖然としていたが、丹波哲郎かアントニオ猪木くらいしかできない行動だろう。その丹波が公認したというモノマネをこの日も西田敏行は披露していたが、最近ますます磨きがかかったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)