3月から肺結核で入院中だったタレントJOY。6月13日、退院できたことを自身のブログ「JOY Story」で報告している。3か月という長い入院期間であった。だが、彼にとってこの入院は様々なことを学んだ時期でもあった。JOY自身、何か変わるきっかけにもなったようだ。
6月13日の日記は「沈黙を破り…」という題名であった。冒頭は彼の所属事務所「株式会社ベンヌ」のコメントを載せている。その後にJOY本人が書いたというブログを掲載。彼は自分の退院について「3か月の沈黙を破り…一匹の鬼が再び野に放たれる日がやってきた。」と表現している。彼らしい冗談だなと思った人もいただろう。だが、実際は退院しても無理はできない状況で、以前のようなハイペースな仕事のこなし方はできないようだ。退院後は、体のことを考えながらゆっくりと仕事をしていきたいという。
そんなJOYは、どのような入院生活をしていたのだろう。彼はテレビを見たり、音楽を聴きながら入院生活を過ごしていたようだ。なかでも「JIN-仁―」(TBS)は彼に勇気をくれたドラマだったという。劇中のセリフ「神は乗り越えられない試練は与えない」に、彼はとても励まされたのだ。ドラマのおかげで、苦手なトマトを口に運ぶことができたと綴っている。
その他にも、日本代表対Jリーグ選抜のチャリティーマッチにも感動したそうだ。三浦知良がゴールを決めたとき、JOYは目に涙を溜めて喜んだ。以前から面識があったからか、彼はとても熱くなったようだ。JOYは急いで三浦知良にメールを打ったという。だが、アドレスがわからず、「心の未送信ボックス行き」になってしまったそうだ。彼の熱い想いは、三浦知良に送信されることはなかったのだ。
入院前はかなり多忙だったJOY。入院中も様々な出来事があったそうだが、そこで彼は成長できたという。彼にとって今回の入院は何か変わるきっかけをくれたようだ。入院期間中は自分とゆっくり向き合うことができたのだろう。彼は「そんな自分をこれから少しずつ見せていきたいです。」と記している。心機一転、新しいJOYの活躍が楽しみだ。
(TechinsightJapan編集部 うずらの珠子)