ご令嬢セレブタレントのキム・カーダシアン(30)と婚約したばかりのNBAクリス・ハンフリーズ選手(26)だが、早速一家のリアリティTV『Keeping Up with the Kardashians』に出演、“リアリティTVデビュー”を果たした。
ニュージャージー・ネッツのフォワード、ハンフリーズ選手はもちろん、NBA選手としてスポーツニュースの取材を受けたり、TVカメラに囲まれたことはあっただろう。しかし、「リアリティTVの女王」キムにプロポーズをするということがどのようなことを意味するか、今頃思い知っているに違いない。
というのもカーダシアン一家は、親子喧嘩・夫婦喧嘩から、産婦人科での診察風景、結婚式からベッドシーン(の直前)まで、全てを包み隠さずTVカメラにさらけ出すことで知られているのだ。12日に6シーズン目が放送開始された人気リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』には、満を持してハンフリーズ選手が登場人物の一人として出演を始めた。
番組は3月に撮影が始まり、その時から2人を追いかけているというが、何せハンフリーズ選手とキムは、撮影開始のほんの数か月前に交際を始めたばかり。出会いから交際開始、2人の絆が出来上がるまでの「一番楽しい時期」は、幸いにもカメラなしで過ごせたようだが、その後婚約に至るまでのいきさつは、ほぼ全てカメラに記録されていることになる。
「彼は(カメラの前で)とてもナチュラルだったわ。」とキムは『People』誌のインタビューに語った。「彼はカメラが回るようなリレーションシップに自分が入り込むなんて、思っても見なかったと思う。だからそれを考えると彼は良くやったと思うの。」
『Keeping Up with the Kardashians』新シリーズでは、米西海岸ベースで仕事の拠点をかまえるキムと、東海岸ベースに活躍するハンフリーズ選手が、遠距離恋愛を継続するために努力する様子などが描かれるようだ。もちろんというかやっぱりというか、シーズンのラスト近くには、彼が20.5カラットのダイヤの指輪を手に、赤いバラの花びらで、「WILL YOU MARRY ME?」の文字を書いたという、電撃プロポーズの一部始終もさらけ出すらしい。その後キムは「カーダシアン」姓を捨てるとまで言い出し、幸せ一杯だった。
しかしその直後には、キムとNFL選手との「二股疑惑」が浮上。「ハンフリーズ選手との仲は大丈夫?」と心配されたが、疑惑は否定され、2人は全く気にすることもない様子。上の写真は11日、キムの飼い犬のために、ツーショットでロサンゼルスにペットグッズを買いに現れた時のもの。パパラッチを前に実に自然なキムに対し、まだハンフリーズ選手はちょっとオドオドして、表情が硬い。
キムから「リアリティTVヴァージン」の婚約者ハンフリーズ選手へは、「どんな時でも、自分でいること。それがベストよ。」とアドバイスしたようだ。時がもう少し経てば、ハンフリーズ選手もカメラを前にもっと自然に振る舞えるようになるのかもしれない。しかし、この「リアリティTV」でうまく味を出せるかどうか、またいかにカメラを意識せずに振る舞えるかどうかが、カーダシアン家の「婿」として受け入れられるか否かを左右するといっても、過言ではない。カーダシアン家に「婿入り」するのも実にタイヘンそうだ…。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)