さようなら、「キム・カーダシアン」そして、こんにちは「キム・ハンフリーズ」。先日電撃婚約を発表したリアリティTVスターのキム・カーダシアン(30)が、結婚後は姓の変更を考えていることを明かした。これを聞いて、カーダシアン一家をマネジメントしているキムのママは大慌てのようだ。
カーダシアン家のトップタレントが、カーダシアンでなくなる!? 先日NBAニュージャージー・ネッツのフォワード、クリス・ハンフリーズ選手(26)と電撃婚約を発表した後は、「妊娠しているのでは?」と噂されたが、「噂はクレージー! 妊娠はしていないわ。」と自身のブログできっぱりと否定したキム。今度は、結婚後は彼の姓「ハンフリーズ」を名乗る予定であることを明かし、ちょっとした波紋を呼んでいる。
彼女を一躍有名にした人気リアリティTV番組『Keeping Up with the Kardashians』にも、「カーダシアン」の名前がタイトルに。そしてキムが姉のコートニー、妹のクロエとタッグを組んで、CM出演やタイアップ企画を通し、宣伝するシューズやダイエットグッズなどの、実にさまざまな商品のうたい文句はもちろん「カーダシアン姉妹お墨付き」とされる。そうやってPRするだけで三姉妹の認知度と人気から、全米中で飛ぶように売れるのだ。
ある意味「ブランド」のようになっている「カーダシアン」の姓。それをこの夏にも予定されている挙式前後に法律上だけで変更するのか、芸能活動でも変更するのか、詳細は定かではない。しかし、これを聞いて黙っちゃいなかったのが、キムの母でカーダシアン三姉妹の「ステージママ」である、クリス・ジェンナー(55)だ。
「キムはハンフリーズの姓を名乗るべきじゃないわね。」と芸能サイト『PopEater.com』に語ったジェンナー。「キムは“キム・カーダシアン”である必要があるわ。だって、彼女はとても一生懸命働いて、現在の人気を手に入れたんですからね。」
ママが「面白くない」と思うのも無理はない。キムはカーダシアン一家の「稼ぎ頭」で、一番人気のタレントである。キムが「カーダシアン」でなくなったら、「キム・カーダシアンお墨付き」と商品PRすることができなくなってしまうかも。それに、キムが抜けたカーダシアン一家なんて、「何とか」の入っていないコーヒーのようだ。しかし考え方を変えれば、もしキムの姓が変わったところで、カーダシアン一家は「アイドルグループ」であるわけでもないのだから、そこから彼女が「引退」するわけでもあるまい。ママの心配は、取り越し苦労では?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)