俳優の戸次重幸は4月より放映されているドラマ「霧に棲む悪魔」に出演中だ。昼ドラでのレギュラー出演は初めてという彼は、かつて経験したことがないスケジュールに戸惑っていることを明かした。

「霧に棲む悪魔」（東海テレビ）は今春4月11日よりフジ系で始まった昼ドラだ。「その霧の向こうで、何が起こったのか。」のキャッチコピーが表すようなミステリータッチでドロドロとした内容が話題となっている。
ヒロインの婚約者役で出演している戸次重幸が「ライオンのごきげんよう」に出演した際に昼ドラのスケジュールにまいっていることを語った。

同ドラマの撮影は2月から始まったが、撮影シーンが細切れで同じ日に違うシーンをいくつも撮るのだ。「1か月前のシーンと昨日撮ったシーンをつなぎあわせたりする」と戸次はそれを編集するという内情を語った。
戸次重幸はこれまでに多数のドラマに出演してきており、編集でシーンをつなぐことは当然経験済みだろう。その彼でさえ驚くほど細かく切ったシーンをつなぐというのだ。
それに対してMCの小堺一機が「昼ドラの撮影は本当に大変だそうですね」と応えた。彼もいろいろな役者からそうしたことを聞き知っているようだ。

戸次重幸が困っているのは密度の濃いスケジュールで撮影されるので、どのシーンがドラマのどのタイミングで使われるかが把握できないことらしい。彼は「だから、髪型とかも一切変えられないし太ったりもできない」と話し、それが『つながりをつける』という役作りのひとつだと説明した。
「だから、2月からずっとダイエットしっ放しですよ！」と戸次は悲鳴をあげるのだった。

そんな彼はクランクアップしたら真っ先にしたいことがあるという。「『ガストのチーズハンバーグ』と『吉野家の牛丼特盛り』を食べたいです！」とお腹を押さえながら切望していた。
ドラマ「霧に棲む悪魔」は7月1日までの放映予定なのでクランクアップまでもう少しの辛抱だ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）