赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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4月27日、ヨハネスブルグ郊外で警察官の不祥事が起こった。ケンプトン・パーク警察署の脇で女性が警察官に発砲され死亡。警察官は救急車を呼ばせたが、呼ばなくても死ぬとまで言い放った。
警察署の駐車場で働いていた男性は、この事件を一部始終見ていた。彼は女性(45)の運転する車がパトカーにぶつかったので、助けていた。そこへ警察署の巡査部長が現れた。男性は部長に駐車場で事故があったことを告げたが、いきなり部長は何も言わず車の助手席の窓へ歩み寄り、運転席にいる女性の上腕部へ発砲。弾は女性の腕から胸、そして肺にまで達した。
巡査部長は一度警察署内へ入ったが、数分後にまたやってきた。部下に救急車を呼ぶよう手配したそうだが、駐車場の男性には「もう亡くなってしまうんだから(救急車を)呼んでも仕方がないよ。」とこぼしていたそうだ。
しかし、他の警察官が現場に駆けつけ「なぜ発砲したのか」と問い詰めると、巡査部長はいきなり涙を流した。彼は泣きながら「衝突の音が銃の発砲音だと思った」と語ったそうだ。
ちなみに亡くなった女性は、警察署から数キロほど離れた町に住んでおり、治安妨害を立件するために警察署にいた。
巡査部長はその場で逮捕された。
衝突音を銃声と思いこんでしまう早とちりもひどすぎるし、何の確認もしないで人を撃つ短絡さも問題だ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)