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日立ソリューションズは、GPSの電波が届かない屋内や地下の無線LAN環境下で、Webブラウザ上にヒト、モノの位置検知結果を簡単に表示することができるWebアプリケーションパッケージ「位置検知・通報システム」の販売を開始する。
地下作業員の位置情報把握や、入退室の自動認識・通知などへの応用が可能で、現場労務管理の手間とコストを削減する。
同社の「位置検知・通報システム」は、日立製作所の位置検知エンジン(位置情報システム「AirLocationII」) および、通過検知システム「AirLocation/MJ」)を活用し、屋内や地下の無線LAN環境下で、Webブラウザ上にヒト、モノの位置検知結果を簡単に表示することができる。
Webブラウザが閲覧できるスマートフォンがあれば、PCを設置することが難しい場面でも、位置情報を把握することが可能である。
例えば、建設現場での作業員の位置確認、物流倉庫での出荷物や運搬機器の把握、オフィス内を移動中の社員の位置把握が可能になる。
また、通過検知システムを利用すれば、ハンズフリーで入退室の認証を行うことができる。
例えば、機密エリアや危険区域へ社員が侵入した場合に、すぐに管理者へ通知することが可能である。
これまで、監視カメラを随所に備えて、マルチスクリーン上で確認するという手法を採っていた企業は、本ソリューションの導入によって、PCやスマートフォン上のウェブブラウザで作業員の位置状況を確認できるため、大幅な労務管理コストの低減に繋がるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)