日本HPは、2009年5月15日から「HP製ノートPC」付属バッテリーパックの不具合による自主回収プログラムを実施してきたが、その後の調査により、回収対象となるバッテリーパックが増加することが判明したため、自主回収・無償交換対象を拡大する。
追加対象となるバッテリーパック(ノートPC本体に装着されるバッテリー)は、2007年7月から2008年5月に製造されたノートPCの一部の機種に搭載されている。
そのうちの一部のバッテリーパックが対象で、稀に過熱、変形、発火などの現象が発生する場合があるとしている。
追加対象製品は、次のとおりである。
・HP Compaq 6510b/6515b/6710b/6715b/6720s Notebook PC
・HP Pavilion Notebook PC dv2405/dv2605/dv2705/dv2800/dv2805
・HP Pavilion Notebook PC dv6200/dv6205/dv6500/dv6700/dv6800
・HP Pavilion Notebook PC dv9200/dv9500/dv9700
・HP G7000 Notebook PC
日本では未発売の製品:
・HP Compaq 6520s/6710s/6715b Notebook PC
・HP Pavilion Notebook PC dv2000/dv2500/dv2700/dv6000/dv9000
・HP Pavilion Notebook PC dx6000/dx6500/dx6700
・HP G6000 Notebook PC
・Compaq Presario A900/C700/F500/F700 Notebook PC
・Compaq Presario V3000/V3500/V3700/V6000/V6500/V6700 Notebook PC
ユーザーは、自分のマシンのディスプレイベゼルに記載されている品番を確認して、上記に該当しなければ、回収の必要はない。
また、バッテリーパックのバーコード番号がCT:62940、CT:65000、CT:65033、CT:65035、CT:67059、CT:67150で始まる場合、専用ウェブサイトで自主回収プログラムに該当するか確認する必要があるとしている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)