Macはウィルスに強いというのはもはや神話となっており、現在では、業務用/パーソナル用ともに、Windowsと同等のウィルス対策を講ずる必要が生じている。
今般、セキュリティベンダーのエフセキュアは、Mac向けのエンドポイントセキュリティ製品「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス ワークステーション Mac版」を2011年5月26日より提供開始する。
同ソリューションは、大学、医療機関、制作会社などMac OSクライアント導入率の高いユーザのIT環境の保護だけでなく、Windows OSおよびMac OS混在環境を一元管理したいユーザまで、幅広いニーズに対応している。
ウィルスソフトの導入が嫌われる理由の一つとして、パフォーマンスの足を引っ張るということがある。
システムに常駐し、クリティカルなレベルでの監視保護を行うウィルスエンドポイントセキュリティは、一定程度のリソースを消費するため、意外なことに上級ユーザでもウィルス対策を講じていないという状況がある。
しかし、同ソリューションは、いかに簡単に利用でき、いかに速く動作するかというパフォーマンスを重要視して設計されている。
Mac OSをターゲットにした脅威に対し、自動的にあらゆるマルウェアを検出し、削除することでリアルタイムプロテクションを提供する。
セキュリティの脅威が急速に変化している現状において、エフセキュアの自動アップデート機能は、よりセキュアなMac利用環境の実現を可能にする。
ウィルス定義ファイル、Hotfix並びに最新ソフトウェアの全自動アップグレード機能、容易に保護対象端末を運用、監視することができるWebベースの管理ポータルを採用しているので、システムを最新状態に保ちながら、集中管理を行うことで、管理工数軽減に寄与する。
価格は1-24ライセンスで新規価格5,200円、更新価格3,900円となっており、ライセンス数に応じた単価が適用される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)