パナソニックは、片手でもって操作することができる縦型デザインを採用し、水深3メートルまでの水中撮影が可能なデジタルムービーカメラ3機種を発売する。
海水浴シーズンに、本機を手に海辺に入って、みんなの楽しむ姿を写すなど、アウトドアでの楽しみが増すモデルである。
日常的な防水はもちろんのこと、独自の「水中モード」により、水中らしい色合いに調整して撮影する。
南の海では浅瀬でも熱帯海水魚が遊泳しているが、背景がくすんでいると、せっかくの美しい魚の色合いが生きない。
しかし、「水中モード」により水色をクリアーなマリンブルーに調整してくれるので、楽しいトロピカルシーンが鮮やかに残せる。
一般的な動画撮影でも、3次元ノイズリダクションにより、低照度撮影時の描写性能に優れている。
例えば、居酒屋などの宴会シーンは、せっかくの楽しい会合が赤茶けた暗い色にならないよう、実際に宴会会場で肉眼で見ている光景をそのまま再現してくれる。
もちろん、フルハイビジョンムービーが撮影可能なほか、1600万画素の高精細静止画も撮影できる。
被写体別モードは、動画の場合は「顔認識」、「風景認識」、「スポットライト認識」、「ローライト認識」及び「iAノーマル」となっている。
静止画の場合は、「顔認識」、「風景認識」、「顔&夜景認識」、「接写認識」及び「動き認識」となっている。
カラーバリエーションは、内蔵メモリー80MBのHX-WA10では、「サンターンブラック」、「サンシャインオレンジ」、「オーシャンブルー」の三色。
内蔵メモリー16GBのHX-DC15は、「オニキスブルー」一色のみ。
内蔵メモリー80MBで最大1400万画素のHX-DC1は、「スマートグレー」、「スウィートピンク」、「クールホワイト」の三色となっている。
発売日は、2011年6月25日である。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)