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日本サムスン 独自開発の3D Hyper Real Engineを採用した3D対応液晶モニター2タイプを発売

日本サムスンは、独自開発の3D Hyper Real Engineを採用し、様々な3Dコンテンツを本格的に楽しめる液晶モニターを23型、27型の2サイズを発売する。
オールインワンパッケージとなっており、3Dモニター、3D専用メガネ、3D Gameソフトウェア、Display Portケーブルのセットとなる。

新商品は、HDMI 1.4、Display Port 1.2、DVI-D Dual Linkを搭載し、PC以外のゲーム機やBlu-ray再生機など幅広い接続機器に対応している。

立体視は、上下左右どこからでも視聴可能な広視野角のアクティブシャッター方式を採用し、本格的な高精細3D映像を家族一緒に楽しむことができる。

2D/3D疑似変換機能を搭載しており、モニター表面の3D Hot Keyボタンで簡単に2D/3D疑似変換ができる。

過去コンテンツの3D化がなかなか進捗しない中、大好きな映画の疑似3D化は大きな魅力となろう。

ハリウッドアクション映画など、スリリングに楽しむことができそうだ。

また10段階の奥行き調整機能により、立体の強弱を調整可能であり、3Dゲーム用ソフトウェア「TriDef 3D」をインストールすることで、さらに幅広い3Dコンテンツを楽しむことができる。

3Dメガネも、サムスン電子独自開発Bluetooth方式採用の3Dメガネとなっている。

従来品に比べシャッターの開口時間が長いため、より明るい環境で視聴ができる。

また、モニターとBluetooth方式により通信を行うため、蛍光灯などの干渉を受けず、フリッカーを低減した通信を実現した。

節電のための機能もふんだんに搭載されており、本体にはエコモーションセンサーを搭載している。

人の体温を感知し、設定した時間(5分/10分/20分/30分/1時間)の間、近くに人がいないときは電源がOFFになる。

さらに、エコライトセンサーを搭載し、周りの明るさを感知して、モニターを最適な明るさに調節する。

メニュー画面から簡単に、バックライトの明るさを調整することが可能で、通常使用時の50%、75%、100%と3段階で簡単に消費電力の設定ができる。

市場想定価格は、23型が5万円台、27型が7万円台となっており、2011年6月中旬からの発売となる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)