日本エイサーは、acerブランドからノートブックとタブレットを融合した上下デュアルスクリーンのWindows 7搭載touchbook「ICONIA」(「ICONIA-F54E」)を発売する。
ひとつのインターフェースに7つのアプリケーションと6つのファンクションを集約したAcer Ringを搭載している。
5本の指で同時にスクリーンをタッチすると瞬時にポップアップし、Ring上のアイコンに触れるだけで、すぐに簡単に使用できる。
すべてのサイトを上下の両スクリーンにまたがった、デュアル画面のビッグスクリーンに映し出して楽しめる。
スクリーン間の移動、スクロールや拡大・縮小表示なども指先ひとつで直感的に操作することができる。
キーボードを配置せず、表示領域の広い高解像度1366×768の14インチデュアル液晶を搭載した。
大画面でのコンテンツ閲覧、友人たちとのコミュニケーションなど、2つの画面を使って色々と楽しむことができる。
メール作成時やサイト検索時の入力など、キーボードが必要な時は下のスクリーンに両手を軽く置くと、Virtual Keyboardが表示され、文字入力することが可能である。
ハードにタイピングしたいというユーザーは、物理キーボードを接続すれば、デュアルスクリーンの広大な作業領域で快適に書類作成などができるだろう。
スペックは、フルスペックノートPC並の性能を持ち、インテル Core i5-480M プロセッサー(動作周波数:2.66GHz)やBluetooth、USB3.0が、プライベートでもビジネスの場でも高速かつシームレスなパフォーマンスを発揮する。
最大8GBのメインメモリと640GBのストレージを搭載し、ビジネスやホビーを力強く支援する。
バッテリー駆動時間は3時間と、やや短めなのでデュアルスクリーンの恩恵とトレードオフになるだろう。
店頭想定売価は150,000円前後、発売日は2011年5月25日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)