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ASUS キーボードを接続してPCとしても使用可能なAndroid搭載タブレット端末「Eee Pad Transformer TF 101」を発売

ASUSは、タブレットPCとして使用しながら、キーボードを接続してノートパソコンにも変化するデジタルデバイス「Eee Pad Transformer TF 101」(イーパッド・トランスフォーマー・ティーエフイチマルイチ)」を発売する。

タブレットの薄さ約12mmと軽さ約680gの超軽量・薄型ボディーに10.1型ワイドのIPSタッチスクリーン液晶を搭載し、付属のモバイルキーボードドックを接続するだけで、ノートパソコンに早変わりする。

動画再生やプレゼンテーションはタブレットモードで、資料作成などのデスクワークはノートパソコンモードでといったように、利用シーンやスタイルに応じて自在に使い分けることができる。

OSはタブレットPCに最適化された「Android 3.0」を搭載し、デジタルコンテンツやアプリケーションが快適に動作する環境を提供する。

本体だけでなくモバイルキーボードドックにも薄型リチウムポリマーバッテリーを内蔵しているため、接続時のバッテリー駆動時間は最長約16時間となっている。

Webカメラは正面(120万画素)と背面(500万画素)に2つ内蔵し、HDMIミニ出力端子やMicro SDカードリーダー、USBポート(モバイルキーボードドック)など、ノートパソコンと同等なインターフェースを装備している。

キーボード部分がドックのようになっており、ノートPCと同程度のキーピッチにより快適なタイピングが可能となる。

表示解像度は1,280×800ドット(WXGA)で、事務作業にとっては十分な広さを持つが、より広い画面を求める場合には、HDMI経由で液晶モニターに出力すればよいだろう。

発売は2011年6月中旬予定。希望小売価格は59,800円(税込)となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)