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キングソフト、オフィスソフトと連携したオンラインストレージサービス「KDrive」を無料提供

個人やビジネスマンが使うデバイスが多様化し、どこで、どのようなデバイスからでも自分のファイルを閲覧するニーズが増えた現在、オンラインストレージの価値は相対的に高まっている。
今般、キングソフトは、大容量保存、同期、共有機能を搭載したオンラインストレージサービス「KDrive」(ケードライブ)の無料提供を2011年5月20日(金)より開始する。

「KDrive」は、キングソフトが提供する2GBまで無料のオンラインストレージのトータルソリューションである。

オンラインから直接アクセスができるWebサービス「KDriveオンラインサービス」、インストールするとパソコンのローカル上にCドライブと並ぶ形でバーチャルドライブ「KDrive」を生成し、オンラインストレージと自動同期をとる「KDriveクライアントソフト」、そして、Android端末での閲覧が可能なアプリ「KINGSOFT Office for Android」の3つのサービスで構成されている。

オンラインストレージは、単にクラウド上にデーターを保管するだけではなく、ローカルとクラウドとの境目を無くし、自分のホームフォルダがあらゆるデバイスで最新状態に保たれることが必要だ。

「KDriveオンラインサービス」は、 www.kdrive.jp にアクセスし、アカウントを作成後、ログインすれば、専用スペースにアクセスして保存したいファイルをすぐにアップロードできるようになる。

「KDriveクライアントソフト」は、「KDriveクライアントソフト」単体の形式、または、「KINGSOFT Office 2010 Standard KDrive同梱版」の形式で、公式HP www.kdrive.jp または、キングソフト公式HP www.kingsoft.jp からダウンロードすることができる。

「KDriveクライアントソフト」をインストールすることで、ローカル上のCドライブ、Dドライブと並ぶ形で、バーチャルドライブ「KDrive」が生成され、ローカルに文書や画像等を保存する感覚でKDriveに保存できる。保存されたファイルはオンラインストレージと自動的に同期される。

また、Microsoft Office 2007以降のユーザーでも「KDriveクライアントソフト」をインストールすれば、メニューの一部としてプラグインされるので、「KDrive」メニューから「KDrive」へ直接、保存ができるようになる。

「KINGSOFT Office 2010 Standard」のツールバーやメニューとの連携とMicrosoft Office 2007以降のメニューバーとの連携により、ストレージサービスとオフィスソフトが融合した利便性の高いサービスとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)