イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ジャスティン・ビーバー 「放射能が怖い! 」 東京・大阪での公演をキャンセルか?

日本のファンには残念なニュースだ。今月に日本でのコンサートを予定していたジャスティン・ビーバーだが、公演がキャンセルされる可能性が出てきた。3月から続いている福島での原発事故による放射能汚染を恐れた複数のスタッフが、日本行きを拒否しているという。

今月17日から公演が予定されている大阪と東京でのコンサート。ところが、原発事故による放射能汚染と地震が再び起きることを心配するスタッフたちが日本行きを拒否していることから、マネージャーとの間で話し合いが続いている。

この日本行きを拒否するスタッフらの主張に対して、ジャスティンのマネージャーを務めるスクーター・ブラウン氏は「コンサートが台無しになる!」と激怒。ブラウン氏に対してスタッフ達は、現状が安全な状況ではない点や、アヴリル・ラヴィーンらが日本での公演を延期していることを理由に反論した。

実際、すでに日本での公演チケットも売り切れているアヴリル・ラヴィーンだが、5月に予定されていた日本でのコンサートを延期することを明らかにしている。「日本の家族をなくした方や被災した方たちのことを思っています。」と語るアヴリルは、再度スケジュールを調整するとしている。

一方のジャスティン本人は、日本公演のキャンセルは望んでいない模様。スクーター・ブラウン氏は、ジャスティンが「すでにチケットを買った日本のファンたちをガッカリさせたくない。」と考えていることを明らかにした。

このように、福島の原発事故による日本公演を巡るアーティストの対応はさまざま。アヴリルや元ガンズ・アンド・ローゼズのメンバーだったスラッシュが、日本での公演を延期またはキャンセルする一方で、マルーン5による日本でのコンサートは行われる予定だ。

現在のところ、ジャスティンの日本でのコンサートがどうなるのかは不透明な状況だ。先日は卵を投げつけられるなどジャスティンにとって、トラブル続きの一週間となったようだ。海外のアーティストにとってだけでなく、日本に住む私たちにも正確な情報が把握しづらい放射能汚染の現状。海外のニュースを通じて情報を得るなど、個人レベルで安全策を講じる必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)