これがアクション映画だったら、いい作品になったかもしれない。映画「PLANET OF THE APES/猿の惑星」で知られる女優のエステラ・ウォーレンが、 飲酒運転の上、駆けつけた警官に暴行を加え、連行後も逃走を図っていたことが分かった。
「警察の到着を待つようにと言ったら、彼女は掴み掛かってきてボクの腕や胸を殴ってきたよ。」
飲酒運転していたエステラに車をぶつけられた持ち主は、この時の様子を明かした。今週の月曜日の夜、ウェストハリウッドのハーパーアベニューを運転していたエステラは、停車してあった3台の車に次々と衝突し、やがて停車した。
この衝突の音を耳にして駆けつけた付近の住人は、ロサンゼルス警察へ通報。車を降りて自宅に歩いていこうとしたエステラは、明らかに酔っており正常な状態を失っていたという。車をぶつけられた持ち主が明かすところによると、付近の住人たちが、警察の到着を待つようにエステラを落ち着かせようとすると、彼女の持ち物を盗んだなどと大声で喚いた、としている。
やがて、通報を受けた警察が到着したものの、警官の逮捕に対してエステラは激しく抵抗する様子を見せたという。「警官が到着すると、彼女を逮捕したよ。するとエステラは警官たちに食ってかかり、警官の一人に暴力をくわえたんだ。」目撃者はこの時の様子を語った。
警察側の発表では、この時のエステラはとても非協力的であったとしている。その後、近くの警察署に連行されたものの、エステラはどのようにしたのかは不明であるものの手錠を外し、建物の裏口から逃走を試みたそうだ。しかし彼女はすぐに身柄を拘束され再度連行されたという。
現在、エステラ側からの正式なコメントは発表されていないものの、エステラには飲酒運転、警官への暴行、逃亡しようとした容疑で、10万ドル、日本円にして800万円ほどの保釈金がかかっている。
エステラ・ウォーレンは、以前はシンクロ選手、モデルとしても活躍しており、2000年には世界で最もセクシーな女性のランキングにも選ばれていた。幸いにも、今回の事件による怪我人などは出ていない。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)