「麻雀最強戦 2011」(竹書房主催)のひとつ「著名人代表決定戦」が5月14日開催された。今回は女優の及川奈央や声優の植田佳奈が参戦した。
及川奈央、植田佳奈は共に30歳となる。女優、声優として中堅といえる経歴を持つ2人だが、麻雀が得意だとは知らなかった。
竹書房が主催する「麻雀最強戦 2011」が、今年の大会では規模を拡大して各ジャンルの代表決定戦を勝ち抜いた者が決勝ファイナルへと進む事が出来る。ファイナル優勝者には賞金200万円が贈られるのだ。
そのジャンルのひとつが「著名人代表決定戦」で5月14日にニコニコ動画で生放送された。1回戦のメンバーは綾辻行人、福本伸行、じゃい、そして及川奈央だ。2回戦は白川道、風間杜夫、片山まさゆき、植田佳奈である。
解説者はどうしても及川奈央や植田佳奈がどういう麻雀を展開するのか気になるところで、彼女らが牌を手にするとハイテンションな実況中継となった。しかも彼女達はいい手を見せて予想以上の熱戦となったのである。
結果は1回戦が1位福本、2位綾辻、3位及川、4位じゃい、となった。裏話によると対局前にじゃいが「及川さん一緒に決勝に行きましょう。僕が連れて行ってあげますよ」と話し、2人で盛り上がったらしい。しかし残念ながらその2人が予選で敗退してしまった。
及川奈央は感想を求められると「ギリギリ3位になれたのが嬉しかった。うまくツモれなかったのが敗因」と話した。
終盤まで決勝進出もありかと思われる彼女の勢いを奪ったのが『悪魔のリーチ』と評された福本伸行だった。「いい線までいったのに福本さんのリーチがありましたからね?」とマイクを向けられた及川は「でも、(心が)折れなかった。攻めていけたと思う。ここまできたらお2人に頑張っていただきたい」と答えた。
2回戦は1位の白川道、2位の風間杜夫の2人が決勝に進出しており植田佳奈は予選で敗退した。彼女も終盤までは決勝が見えたのではと思われる活躍を見せたが残念だった。
「麻雀最強戦 2011」はこの後6月25日に「鉄人プロ代表決定戦」、7月16日に「新鋭プロ代表決定戦」などが行われる予定だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)