テレビ「ミュージックステーション」でインタビューを受けた小学生が「和田アキ子がSuperflyは『イラつく』と発言した」という内容を話していた。本当にそのような事実があるのか?検証してみた。
Superfly(スーパーフライ)は女性1人によるロックユニットで「愛をこめて花束を」の大ヒットをはじめとして最新曲「Beep!!/ Sunshine Sunshine」まで次々とヒット曲を出している若手ミュージシャンだ。パワフルな歌声がその魅力で若手、ベテランも含め女性歌手を代表する実力派の1人と言えるだろう。
5月20日に放送された音楽番組「ミュージックステーション」では、そのSuperflyの出身地である愛媛を訪れて地元の子供達に彼女のミュージックビデオを見せて感想をインタビューしたのだ。
地元の人気歌手だけに子供達も彼女を良く知っておりみんな興奮気味にコメントした。そんな中で「アッコがテレビで歌が上手すぎて『イラつく』って言ってた」と証言した小学生がいたのである。
和田アキ子がそのような発言をしたのか調べてみたところ、すでにネット上でも話題となっていることが分かった。ツイッターでも「和田アキ子がSuperflyが好きだなんてビックリだけど納得…」とつぶやかれている。
他にも『和田アキ子がSuperflyを褒めた』という内容のものがあり、元をたどると5月7日のテレビ「チューボーですよ!」に和田アキ子がゲスト出演した際にそうした内容を話していた。
具体的には和田アキ子の新曲「ff (フォルティシモ)」の話題になった時に、司会の堺正章から最近気になるアーティストを尋ねられて彼女がこう話した。
「言うのが苦しいけど。Superflyとか“ムカつきますね”うまいですよ…」と和田は若手実力派歌手へのライバル意識を露にしたのだ。
さらに続けて「MISIAとかも出てきた時に嫌な感じがした」と和田アキ子は歯を食いしばって見せると「聞いてて、こんな感じになる」と話していた。
最後には和田アキ子が堺正章の肩を叩きながら「堺! 頑張ろうな!」とベテラン歌手同士で励ましあったのである。
和田アキ子がSuperflyに関して『ムカつきますね』と発言したのは間違いない。しかしその真意は『若いのに歌がうまくてうらやましいほどだ』というものなのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)