ヒップホップグループ『ブラック・アイド・ピーズ』のヴォーカル、“ファーギー” ことステイシー・ファーガソン(36)と、夫のイケメン俳優ジョシュ・デュアメル(38)が乗った米国内線の飛行機内で急病人が発生。しかし、2人に同行していたボディーガードが機内でその乗客を助け、着陸後に無事病院に収容されたことが分かった。
「彼はヒーローよ。」ロサンゼルスのLAX空港で、開口一番こう芸能メディアの取材に語ったファーギー。「彼」とは、ファーギーと夫のジョシュのボディーガードを務めている、パスカルさんという屈強な大男のこと。年齢、フルネームともに不明なものの、上の写真で空港のセキュリティーを通過する夫妻の右後ろに立ち、目を光らせている人物が彼である。
26日夜、ニューヨークでの仕事を終え、JFK空港からロサンゼルス行きのフライトのファーストクラスに、パスカルさんを伴って搭乗したファーギーとジョシュ。写真は事件が起こる前、JFKでの3人のチェックイン風景である。その後機内で事件は起きた。芸能サイト『TMZ』によると、飛行中に乗客の一人が体調を崩し客席で突然吐き始め、次いで発作を起こしたというのだ。
そこでパスカルさんが飛び出し、フライトアテンダントと共にその乗客をまず通路へと移動させた。そしてたまたま同じ飛行機に乗っていた医師が、そこで心肺蘇生法を施した。その上でパスカルさんがその乗客を担ぎ上げて飛行機の後方に移動させ、フライトアテンダントが心拍モニターにつないだということだ。
その後飛行機は、ロサンゼルスではなく、航行中の場所に最も近かったラスベガスに行き先を変更し着陸。そこで急病の乗客は近くの病院に搬送され、治療を受けることができた。
ファーギーに「ヒーロー」と言われても、一言も芸能リポーターらに口を開かなかったパスカルさん。過去には飛行機内での素行が悪く、機内から追い出された経験があることで知られる夫ジョシュも、今回ばかりは「我らが男、パスカルが急病人を助けたのさ。」とボディーガードのことを指差し、鼻高々の様子だった。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)