セレーナ・ゴメス(18)がミュージックビデオ撮影のため白馬をピンク色に染めたが、これを見た歌姫P!NK(31)の怒りをかってしまった。
ピンク色はもちろんP!NKの「定番カラー」だが、動物の毛皮がこの色に染められたと聞いて、現在臨月の彼女も黙ってはいられなかったらしい。
セレーナがパープルがかったピンク色に染められた2頭の白馬を連れて、マリブ近くのレオ・カブリロ・ステートビーチに現れたのは先週19日のこと。これは、新曲『Love You Like A Love Song』のビデオ撮影のためで、ブラックとグレーの絞り染めのドレープが美しいドレスを身にまとったセレーナが、ビーチを背景にこのピンク馬の傍らに立ち、恋人役の男性とダンスをするという設定。実にドラマチックな演出、のはずだった。
しかしこれを見かけたP!NKは、ツイッターで「もし動物保護のアクティビストがマリブのこのビーチのそばにいたら、バカなミュージックビデオのために、馬の毛が染められているわ。恥よ。」とつぶやいた。「アーティストなら行動に責任を持つべきよね。」「私のファンでも、誰のファンでもかまわない。私は動物虐待について、スピークアウトし続けるつもり。」こうも続けたP!NKは、かなりハードコアな動物保護アクティビストでベジタリアン(菜食主義者)でもあり、動物愛護団体PETAの支持者として知られている。彼女のツイッターのフォロワー数は400万人超だ。
しかし、セレーナの代理人は『People』誌に寄せた声明文で「我々制作会社、レコードレーベル、そしてミス・ゴメスにとって、いかなる動物も虐待されておらず、全ての注意が払われていました。」と“動物虐待はなかった”ことを主張する。「今回は毒性のないベジタブル・ベースのパウダー塗料を使い、エアブラシで白馬を染めた後に水で洗い流しました。動物保護団体からの代表者も撮影の監修のため、セットに立ち会っていました。」とのことだ。さて、このセレーナ側の弁明で、P!NKの怒りは治まるだろうか?
画像右:people.comより
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)