フィアンセを2001年の9・11米同時多発テロで失った後、あのタイガー・ウッズの愛人1号として、またリアリティTVスターとして有名になったレイチェル・ウチテル(36)が、テロの首謀者オサマ・ビンラディン死亡のニュースについて「ハッピー」だとコメントした。
2001年9月11日、インベストメントバンカーだった婚約者のジェームズ・アンドリュー・オーグレーディさんを、ニューヨーク、ワールドトレードセンターの南棟で亡くしたレイチェル。彼の顔写真を手に、泣きながら婚約者を捜し歩く彼女の写真が、米『ニューヨーク・ポスト』紙の一面を飾り、世界中で一躍有名になった。
一方、09年には米大衆紙『ナショナル・エンクワイアラー』が、彼女とタイガー・ウッズが、遠征先のロサンゼルスやラスベガス、オーストラリアなどで約半年間不倫を楽しんできたと報じた。以後タイガーの栄えある(?)愛人1号として名を馳せ、メディアを騒がせてきた。
そのレイチェルが、このほど米海軍特殊部隊によって、潜伏先のパキスタンで殺害された9・11米同時多発テロの首謀者オサマ・ビンラディンについて、「とてもハッピーよ。」と芸能サイト『TMZ』にコメントした。
「過去10年の間に、我々に伝わった最も大きなニュースだわ。やっと私達アメリカ人に正義がもたらされ、夜にちょっとだけ良く眠れることが出来るかもしれないと思うわ。」とレイチェル。また「婚約者だったアンディは、彼がアメリカの英雄として歴史の一部になったことを知れば、とても光栄に思うでしょうね。きっと今頃は一緒に亡くなった人たちと祝福をしているに違いないし、そう思うととてもハッピーよ。」とも。
レイチェルはリアリティTV番組『Celebrity Rehab with Dr. Drew』に出演するなどした後、近頃では私立探偵の資格を取り、ニューヨークの探偵事務所で働き始めたという。また新しいボーイフレンドも出来たといい、9・11の悲劇や、その後のウォール街トレーダーとの離婚劇、はたまたタイガーとの不倫騒動といった「どたばた」を乗り越えて、新しい生活を手に入れつつあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)