今はもうどのような仕事、どのような役でも欲しい。そんなリンジー・ローハン(24)に、“殺人鬼に殺される妊娠8か月の女優” の役を演じてみないかというオファーが舞い込んでいる様子だ。
TMZ.comによれば、現在リンジーが出演を検討していると思われる作品は、チャールズ・マンソンが指導するカルト集団が起こした連続無差別殺人事件を映画化するもので、タイトルは『Eyes of a Dreamer(原題)』。リンジーに白羽の矢が立ったのは、最も残忍な殺され方をした女優シャロン・テート(享年26)の役である。
テートは1960年代に活躍したTV女優で、映画『吸血鬼』で共演したロマン・ポランスキーと68年に結婚。しかし「ファミリー」の名で生活をしていたカルト集団のメンバーが、指導者チャールズ・マンソンの教唆により、妊娠8か月の彼女をロサンジェルスの自宅で殺害。身重な体を16回も刺した上、お腹から赤ちゃんを取り出すというその残虐さには全米市民が震撼した。
プロデューサーは衝撃の殺人ドラマ『モンスター』で知られるブラッド・ワイマン、そして写真家のタイラー・シールズが監督を務めるが、彼がマンソンを演じる可能性も高い。このシールズという男がなかなかの曲者で、パーティで人を撃った際はそれを “パフォーマンス・アート” と釈明。セレブの間では嫌われ者だが、リンジーとは個人的に親しいという。
ちなみにリンジーは、伝説のポルノ女優リンダ・ラブレースの伝記映画『Inferno(原題)』で主人公リンダを演じるはずであったが、刑務所に続いてはリハビリ施設に入り、警察や裁判所との縁が切れない様子にプロデューサーらが業を煮やし、昨年11月についに降板を言い渡していた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)