赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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ゴールドの紙で包まれた、南アフリカでも人気のある『Ferrero』というちょっと高めのイタリアンチョコレート。そのチョコレート会社の社長がケープタウンにいる間に亡くなった。47歳の若さだった。
マイケル・フェレロ氏は、雑誌『フォーブス』でイタリアで最も裕福な人物とランク付けされた85歳で、イタリアの菓子産業を世界進出させた傑物だ。
その息子であり、フェレログループの共同最高責任者のピエトロ・フェレロ氏が47歳という若さで亡くなった。ピエトロ氏は南アフリカには「ビジネス」としてやってきたことになっている。
チョコレート会社の社長ではあるが、スポーツ好きで47歳には見えない鍛え上げられた体を持つイケメンだ。それだけではなく、南アフリカの子供に対するHIV教育にも会社ぐるみで力を入れていた。
ピエトロ氏は4月18日にケープタウン郊外にある海岸線をサイクリングしている最中、心臓発作を起こして道路に倒れ、救急車が到着したときにはすでに亡くなっていた。次の日のケープタウンの新聞一面には、銀のフィルムに包まれたピエトロ氏が救急車で運ばれる写真が載っていた。
彼の死はイタリアだけでなく、世界的な損失だとイタリアの外務省が発表している。
チョコレートは動脈硬化の予防、ガンや老化の予防、ストレス抑制効果などポリフェノール効果が注目を集めているが、食べ過ぎると興奮、利尿、もちろん高カロリーなどの影響もある。今回はFererroのチョコレートを食べて追悼の意を表したい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)