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南アフリカのタウンシップなどでは、自家製のビールを造っている人が多い。経済的と思われがちだが一歩間違えると命を落とす危険が高いのもこの自家製ビールなのだ。
4月13日、南アフリカの北西州警察が農場労働者4名が自家製ビールで死亡したことを発表した。
死亡したのは男性1名と女性3名のすべて家族と思われる4名。自分たちで調合してビールを醸造し、4月10日の日曜日にそのビールを飲んだ。しかしその後体調が悪くなり病院へ搬送され、4名とも死亡が確認された。警察ではこの自家製ビールのサンプルを科捜研で調べており、毒が入っていなかったかなど、全ての可能性を考慮して捜査を行っている。
4名の農場労働者は農場の離れに住んでおり、発見された場所もその離れだった。警察は農場経営者にその前後に離れを訪れた人がいないかなどを聞いている。その訪問者が自家製ビールに何かを混入した、もしくは、この4名の中で争いがあり誰かが混入した可能性があると警察は見ている。
2007年にも自家製ビールでの死亡者が1名出ている。自分たちでビールを造っても、酔えればいいという代物なのか、味は実際のビールよりも格段に劣っているものが多い。醸造の過程で毒が発生するのかもしれないが、どれほど苦味の強い毒を混入されても気づかなかっただろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)