日本エイサーは、Windows OSを搭載したタブレットPCとして「ICONIA TAB W500(アイコニア タブ W500)」を、2011年4月20日より予約開始予定、2011年5月下旬より全国量販店にて順次発売開始する。
Windows 7を搭載したことで、いわゆるノートPCのタブレット版としての活用が期待され、特に既存のビジネスアプリをそのまま展開できるメリットは大きい。
ビジネスシーンでの利用で欠かせないのが、Microsoft Officeとの互換性である。その点に着目したのが、Windows OSを搭載したICONIA TAB W500。Microsoft OfficeをインストールするだけでOfficeファイルを外出先でチェック・作成できる環境も整う。
見やすい高解像度1280×800の10.1inchワイド液晶を搭載し、視認性も高く、Flashにも対応し、webサイトをフルサイズ表示で閲覧可能。ファイルなども高精細の大画面でクリアに見られる。
USB2.0ポート(2個)とワンケーブル接続のHDMIポート(1個)を備えているので、USBメモリーや携帯、プリンター、プロジェクターなど、多彩なデバイスを手軽に接続できる。
2コア処理のAMD デュアルコア・プロセッサとAMD Radeon HD 6250 グラフィックスによる強力なAPU C-50を搭載しているので、動画表示もスムーズだ。
ひとつのインターフェースにマルチメディアから本体設定までの全機能を集約したAcer Ringを搭載。使いたいと思ったら画面をタッチするだけで、魅力的なアプリケーションや便利なファンクションを瞬時に呼び出して利用できる。
Windows OS搭載マシンの宿命としてバッテリー駆動時間が6時間と短く、重量も0.97キロとやや重いので、通勤往復時間のお供としてどれくらい役に立つかが焦点となりそうだ。
店頭想定売価は60,000円前後と見られ、モニターと光学ドライブ、キーボードを外付けで備えれば自宅用のメインマシンとしても活躍できそうなモデルである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)