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社内文書統一表記の徹底を推進する 法人向け日本語入力システム「ATOK Pro for Windows」発売 ジャストシステム

ビジネスマンは、仕事での文書作成に当たっては一般用語と専門用語を横断する形で社内統一用語というものを覚えなくてはならない。「特徴」と「特長」の使い分けなどが典型である。しかし、これを全員に周知徹底させることはなかなか困難である。
今般、ジャストシステムは、運用・管理の手間を軽減しながら、企業内で統一した入力環境を構築できる、法人向け日本語入力システムの最新版「ATOK Pro for Windows」を、2011年4月11日(月)より新発売した。

「ATOK Pro for Windows」は、法人向けライセンス製品「ATOK CE for Windows」の後継製品である。

最新の変換エンジンと辞書を搭載し、誤りのない入力を効率的に行うための「校正支援」「推測変換」などの機能に加えて、管理者向けに入力環境の統制や入力情報の収集のための機能を搭載している。

「ATOK Business Solution 辞書配信システム5 /R2」と「ATOK Business Solution 用語管理データベース3」とあわせて導入することで、入力・校正ソリューションとして利用できる。

社内で実際に入力されている言葉を収集し、登録すべき言葉や表記ゆれしている言葉を抽出・精査してATOK変換辞書を作成する。

全社に対して一括配信すれば、言葉の統一と誤りのないスムーズな入力が可能になり、企業全体で文書品質の向上と作業の効率化を実現できる。

「文書学習ツールPlus」機能により、指定したフォルダーやファイル、RSS、Webサイトから取得したデータを解析し、推測変換にふさわしいフレーズを抽出して省入力データとして自動登録できる。

スケジュール設定による定期更新も行え、「一太郎Pro」で作成したファイルだけでなく、Microsoft Officeで作成した文書ファイルやPDFファイルも対象にできる。

管理者が逐一辞書登録する手間なく、最新の言葉をスムーズに誤りなく入力できるようになる。

また、「ATOKダイレクト for Excel」は、指定したExcelファイルの情報を直接取得して、入力変換時に参照・活用できる機能である。複数のフォルダー内のExcelファイルを参照できるように機能強化し、.xlsx形式のファイルにも対応している。

Excelファイルでデータを管理することで、複雑な作業をすることなく、誰でも簡単に言葉の統一や情報共有のためのメンテナンスが行えるようになった。

そのほか、過去に正しく入力・変換した単語の履歴から入力ミスを補正する入力支援機能や、敬語表現の誤りを指摘する校正支援機能などが追加されている。

価格は、7,000円(税別)/1ライセンスである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)