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日本システムウエアとノベル 東日本大震災の災害支援としてリモートバックアップサービスを無償で提供

NSW(日本システムウエア)とノベルは、今回の東日本大震災の被災地の復興に役立てるため、「リモートバックアップサービス」を2011年4月7日から60日間無償にて提供する。

本サービスでは、ノベルの仮想化技術を活用したディザスタリカバリツール「PlateSpin Protect」(プレートスピン・プロテクト)によりユーザの稼働中のサーバのイメージバックアップを取得し、NSWのインターネットVPNサービス「NSWBiz-VPN」を利用したセキュアなネットワーク経由でNSWのデータセンターに保管する。

バックアップソフトやネットワーク機器の設定変更といった面倒な作業を行うことなく利用可能なため、不安定な環境下におけるサーバの早急なバックアップを検討しているユーザの活用が期待される。

また、バックアップデータは、そのままNSWのIaaS型クラウドサービス「BlueSpider」上に展開し運用することも可能である。

今回の災害を期に、サーバーインスタンスは安全な場所に保管しておいて、利用はVPN経由で行うという運用に切り替えることも可能だ。

対象となるのは、サーバ台数が1ユーザにつき1サーバまで、データ容量は30GBまでとなっており、バックアップ対象OSは、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2003となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)