彼女の前に、また新しい敵の登場である。元ボディーガードからもセクハラで訴えられているブリトニー・スピアーズだが、今度はマーケティング会社から訴えられていたことが明らかになった。この会社では、ブリトニーがビジネス上の手数料を巡り契約不履行をはたらいたと主張しており、多額の損害賠償を請求している。
「ブリトニーは密かに姑息な手段により別の契約を締結し、当社との契約義務を回避した。」このように主張するのは、ブリトニーと提携していたブランド・センス・パートナー社。今週の水曜日、このマーケティング会社は、ブリトニーと彼女の父親であるジェイミー・スピアーズを相手取り、ロサンゼルスの上級裁判所に訴訟を起こした。
ブランド・センス社は、ブリトニーが別の化粧品会社と連絡無しに新規の契約を締結し、従来の契約を外したことを理由に、契約不履行による1000万ドルもの損害賠償を請求している。
「当社は、ブリトニーによるブランドのいかなる香水について、その売上から35パーセントのコミッションを受け取る権利を有する。」とするブランド・センス社側の主張によれば、2004年にブリトニーによるブランドの香水をめぐり、彼女が35パーセントの仲介手数料を支払う契約を締結していたという。
ところがその後2010年になってから、ブリトニー側はロイヤリティーが直接彼女に支払われるよう化粧品会社と断り無く契約を締結したことから、「ブリトニーと彼女の父親は、この手数料を高すぎるとして払いたがらない」としてブランド・センス社は彼女による契約不履行を主張している。
一方のブリトニーは、これまでにもボディーガードに対して性行為を要求するなどの度重なるセクハラ行為や、彼女のパーソナル・アシスタント兼、子供のナニーを務めていた人物からも賃金未払いを理由に訴訟を起こされている。尚、今回の訴訟についてブリトニー側からのコメントは出されていない。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)