税務署から催促を受けていたのはデヴィ夫人だけではなかったらしい。税金未払いで自宅が差し押さえの危機にあったオズボーン夫妻だが、無事に税金を支払ったことを明らかにした。今月の14日、シャロン・オズボーンは、彼女のTwitterで既に税金を支払ったとする声明を公開した。
「担当の会計士に連絡したけれど、未払いだった税金はすでに支払ったわ。私と会計士の知らないところで、どうしてこのようなことが起きたのか把握しているところよ。」
今月の14日、このような声明を発表したシャロン・オズボーン。彼女が有名ゴシップライターの元に送ったメッセージにTwitterからリンクを貼る形で、既にIRSから催促を受けていた税金未払い分、日本円にして1億4000万円相当を完済していることを明らかにした。
これまで2008年の税金未払い分、およそ72万ドルと2009年の未払い分およそ102万ドルを抱えていたオズボーン夫妻は、今月の初めIRSから催促を受け自宅や車をはじめとする全ての資産について差し押さえられる瀬戸際にあった。この差し押さえを受ける可能性のあった資産には、ロサンゼルスに保有するマンション2つ、その他米国外に保有する資産7つが含まれていた。
往々にして税金未払いを巡っては本人の意図しないものであっても、セレブ達にとってはマイナスのイメージにつながるもの。
「今回の件で、私や夫についてネガティブなイメージで受け取ってほしくないわ。」とも語るシャロンは、多額の税金未払いが報じられたことを気にする様子を見せている。
一方で「自分以外の人をあてにするべきじゃないわ。ビジネスについては自分で責任をもたなくては。私の責任よ。今回の件で学んだわ。」として、何も知らないと主張する会計士に任せていたことに反省する見解も明らかにした。
このようにアメリカでは、何かと税金の支払い手続に忙しいこの季節。当記者の米国に住む友人からも「税金の計算に追われている!」との悲鳴が届いているが、オズボーン夫妻もまた税金の計算に頭を悩ますひとりとなったようだ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)