ハリウッドのセレブ達は、ネコのように気まぐれだ。俳優にしてイェール大学の博士課程にも在籍する多才なジェームズ・フランコが、先日Twitterのアカウントを削除した。数十万ものフォロワーを持っていただけに、突然のアカウント削除は大きな話題を呼んでいる。
「ソーシャル・メディアは終わっている。」先週ワシントンで開かれた新人作家向けのイベントの場でこのように語っていたジェームズ。彼がTwitterから姿を消したのはその後のことだった。
「ソーシャル・メディアは今は話題だけど、下降していく。」とも語ったジェームズは、後発のTwitterユーザーで、今年の2月末にアカウントを開設したばかり。しかし、Twitter開始してから削除まで、およそ1か月半という実に短いものとなった。
この突然のアカウントの削除について、ジェームズは「提携しているいくつかの企業から、ボクのツイートした内容に問い合わせがあったんだ。」とだけ述べているものの、その理由についてはあまり多くを明らかにしていない。ここでいう企業の名前ついて具体的な言及はされていないものの、彼が以前投稿した画像の中に、ダイエット・コーラが写っていたこととの関係を指摘する意見もある。
また彼は、「作品を書きたければ時間を作ることだ。ネットに使える2、3時間なら誰にでもある。」とも同イベントで述べており、ジェームズ自身の創作活動との関係を指摘する見方も出ている。
このようなジェームズの突然のアカウント削除に対して、Twitterを再開したのがマイリー・サイラス。以前、彼女のボーイフレンドであるリアムからアドバイスを受けたマイリーは、2009年にTwitterをやめていたが、先日、新しいアカウントで再開した。
第83回アカデミー賞でアン・ハサウェイと共に司会をつとめたジェームズは、Twitterで実況中継をしたことでも知られており、舞台裏の様子などを動画で投稿するパフォーマンスには賛否両論あり大きな話題となっていた。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)