結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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3月29日に大阪で行われた『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!』でキングカズこと三浦知良がゴールを決めて日本中を沸かせた。44歳のカズがこの大舞台で見事に得点したことは被災地そして多くの国民へ希望を与えたに違いない。
カズの奥さん三浦りさ子はこのチャリティーマッチを大阪のスタジアムで観戦した。彼女はブログで「主人へ感謝感激」とその時の感動を記しているのだ。それに対して多くの読者から「感動をもらいました」とのコメントが寄せられた。
その中に『カズと遭遇したことがある』という読者がその様子を詳細に綴っている。それは彼が「キングカズは神だと思っている」と感じるのもうなずけるエピソードなのだ。
三浦知良の実家は静岡でもんじゃ焼き屋さんを営んでいる。彼(読者)がその店でもんじゃ焼きを食べているとカズが入ってきたのだ。カズは店の客全員に色紙を持ち出してサインしてくれたという。感動した彼が食べ終えて会計に向かうと、レジでカズの妹さんが「今日のお客さんの分は(兄が)全部出してくれましたから」と伝えてくれた。
サインや食事代を払ったから凄いというよりも『やってもらう者が嬉しくなる』カズのさりげなさは誰もが真似できるものではない。それがこのエピソードから伝わってくるのだ。ちなみにこの時のカズの服装はやはりイタリアンだったそうである。
このエピソードは7年ほど前のことだという。そんなカズの日常が今回のチャリティーマッチでのゴールにつながっているような気がするのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)