“オセロの白い方”こと、松嶋尚美(39)。現在も複数のレギュラー番組を持ち、安定した人気のある女お笑い芸人のひとりである。“がさつ”なイメージのある松嶋の意外な趣味が、4月18日放送『はなまるマーケット』(TBS系)のはなまるカフェのコーナーで披露された。
松嶋がヘビースモーカーであることは、本人も認めている。今もタバコを止める気は全く無いのだが、本数を減らしたい―とは思うようになっていた。
何か打ち込める趣味を持とうと考えた松嶋。読書が昔から趣味ではあるが、タバコを片手に読むので本数を減らす目的には合わない。両手を使う作業でなければならないのだ。
そこで昨年の12月から編み物を始めたそうだ。大学は被服科で学んだ彼女だが編み物は性に合わず(ジッと座っていられなかった。)、編み物の課題は知り合いのセミプロに頼んで作ってもらっていたという。
初めに手袋を編んでいた彼女に対し夫は、「俺のものは作らないで。」と言っていたそうだ。手編みはダサい―というイメージがあったらしい。
書店で編み物のHOW TO本を買い込み、誰にも教わらず手袋やマフラーや帽子を完成させたという。それらの作品の写真が披露されたとき、周りの出演者らが息を呑んだ。プロが作ったとしか思えない出来栄えである。雪の結晶や細かい模様が編みこまれた技術も素晴らしいが、彼女のセンスの良さに感心したのである。
色の合わせ方も、可愛いが派手過ぎない絶妙なバランスで素敵な作品に仕上がっていた。
出来上がった手袋を見て、「俺の手袋も、編んで。」とご主人が頼んできたというのも納得できる。
「自分でも、こんなに器用だとは知らなかった。」と冗談混じりに話す、松嶋。編み物を始めた頃は、トイレに行く間も惜しんで作業をしていたら膀胱炎になってしまったほど長時間、集中していたようだ。
若い頃は外食ばかりで体調を崩したりしていたが、結婚してからは料理もするようになった松嶋。ならば健康のためにも禁煙を―と周りから勧められるが、タバコだけはどうにも止めることができないようである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)